バイク洗車コラム

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バイクの洗車はどこで行うべき?主な洗車場所とそれぞれの特徴

「バイクの洗車はどこで行えばよいの?」「定期的な洗車は必要?」などの疑問を抱いていませんか。
適切な場所がわからず、洗車を先送りしている方もいるでしょう。
洗車は、自宅のほか、コイン洗車場、バイク用品店などで行えます。
さまざまなトラブルにつながる恐れがあるため、洗車の先送りはおすすめできません。
ここでは、基本的なバイクの洗車場所とそれぞれの特徴を紹介するとともに、水を使わず洗車する方法、洗車を行わないリスクなどを解説しています。
バイクの洗車場所でお困りの方は参考にしてください。

バイクの洗車ができる場所

バイクの洗車は、次の場所で行えます。

【洗車ができる場所】

  • 自宅
  • コイン洗車場
  • バイク用品店
  • ガソリンスタンド

それぞれの特徴は以下のとおりです。

洗車場所①自宅

敷地内に一定のスペースがある場合は、自宅でバイクを洗車できます
大きなスペース、大量の水を必要としないため、条件次第では賃貸住宅でも洗車できるでしょう。
自宅で洗車する主なメリットは次のとおりです。

【メリット】

  • 時間を気にせず自分のペースで洗車できる
  • 事前に準備をしておけば好きな洗車道具を使用できる

ただし、専門の道具は基本的に使用できません。
また、近隣住民や通行車両、通行人などに対する配慮も求められます。
とはいえ、好きなタイミング、好きな方法で洗車できる点は魅力です。

【関連記事】バイク用洗剤の代用品として台所洗剤は使える?洗車方法も紹介

洗車場所②コイン洗車場

コイン洗車場は、原則としてバイクの洗車にも利用できます。
コイン洗車場を利用する主なメリットは以下のとおりです。

【メリット】

  • 安価で利用できる
  • 専用の設備・道具を備えている

多くのコイン洗車場は、門型洗浄機と高圧洗浄機を設置しています。
残念ながら、バイクは門型洗浄機を利用できません。
また、高圧洗浄機の利用もおすすめできません。
水圧が高いため使用方法を誤ると、シールが剥がれたり水が侵入したりする恐れがあるためです。
基本的には、コイン洗車場に設けられた水道で手洗いをします
とはいえ、水切りに使用できるブロワーなど、専用の道具が揃っているため、便利に洗車を行えます。

洗車場所③バイク用品店

一部のバイク用品店は、洗車場サービスを提供しています。
洗車サービスは以下の2つに分かれます。

【洗車サービス】

  • セルフ洗車サービス
  • 有料洗車サービス

前者はスペースと設備を借りて自分で洗車するサービス、後者はバイク用品店のスタッフが洗車してくれるサービスです。
有料洗車サービスとして、撥水コーティングなど、プラスαのサービスを提供しているところもあります。

ただし、すべてのバイク用品店がこれらのサービスを提供しているわけではありません
また、人気店は混雑しているため、希望する日時に利用できないことがあります。
情報収集を行ってから利用したいサービスです。

洗車場所④ガソリンスタンド

ガソリンスタンドの中にも、洗車スペースの貸出や洗車サービスを行っているところがあります。
給油とあわせて洗車を行える点がメリットです。
残念ながら、ガソリンスタンドに設置されている洗車機もバイクは使用できません。
また、洗車機を設置していても、洗車スペースの貸出や洗車サービスは行っていないところがあります。
バイク用品店と同じく、実際のサービス内容はさまざまです。
詳しくは、店舗に確認が必要といえるでしょう。

公共施設の水道でバイクを洗車するのは違法か

環境やコストを理由として、公共施設に設置されている水道でバイクを洗車したいと考えている方がいるでしょう。
一方で「公共施設の水道を洗車に使うと違法になるのでは?」などの疑問を抱いている方もいるはずです。
結論から述べると、地方公共団体が条例を定めていなければ、処罰される可能性は低いと考えられます。
ただし、大量の水を使用したり、公共施設を汚したりすると、何かしらの罪に問われるかもしれません。
また、公共施設を一時的に独占するモラル、マナーの問題もあります。

罰則の有無を問わず、公共施設の水道はバイクの洗車に利用しないほうがよいでしょう。

水を使わずに洗車を行う方法

洗車に水を使えない場合は、水を必要としない水なし洗車を行ってみてはいかがでしょうか。
細部の汚れは落としにくいですが、水を使わないため短時間で終わる、錆びにくいなどのメリットがあります。
水なし洗車の基本的な方法は次のとおりです。

【洗車方法】

  1. ウェスで優しくはたいて大きな汚れを落とす
  2. 専用のクリーナーを車体に吹きかける
  3. ウェスで汚れとクリーナーを拭きとる
  4. 必要に応じてワックスでコーティングする

落としにくいオイル汚れが付着している場合は、パーツクリーナーを使用するとよいでしょう。
仕上げにワックスでコーティングしておくと汚れが付着しにくくなります。

【関連記事】バイクは水だけで洗車してもよい?正しい洗車方法を紹介

バイクを洗車しないとどうなる?

バイクの洗車は、定期的に実施したいお手入れのひとつです。
洗車を怠ると、以下のトラブルが起こりやすくなります。

トラブル①車体がさびる

長期にわたり洗車をしないと、車体が錆びる恐れがあります。
錆の原因は、金属の酸化です。
金属と水、酸素が結合することで生じます。
排気ガスや特定の汚れなども錆を促進します。
したがって、洗車をしないとバイクは錆びやすくなるのです。
錆の影響は見た目だけにとどまりません。
たとえば、フロントフォークで錆びが発生すると、オイル漏れにつながることがあります

バイクが錆びた場合は錆びとりが必要です。
専用の錆取り剤を使用しても重労働になるケースが少なくありません。
面倒な作業を発生させないため、あるいはバイクをよい状態に保つため、定期的に洗車することが大切です。

トラブル②塗装が劣化する

長期にわたり洗車をしないと、コーティングもしないため塗装が劣化しやすくなる恐れもあります。
したがって、塗装が紫外線や風雨の影響を受けやすくなります。
紫外線の影響を強く受けると塗装が色あせてしまいます。
バイクがどことなく古びた印象になるため注意が必要です。

ただし、コーティング剤だけで紫外線を完全に防ぐことはできません。
原則として、カバーなどの対策も必要になります。
カバーを使用する場合は、湿気に気をつけましょう。
通気を怠ると錆の原因になることがあります。
湿気が高い時期は、こまめな洗車だけでなく、小まめな通気を心がけることが大切です。

トラブル③パーツが故障する

洗車を行っていないと、バイクのパーツが故障することも考えられます。
たとえば、フロントクオークが錆びてオイルが漏れる、チェーンが錆びて断裂する、オイル汚れでミッションに不具合が生じるなどが起こりえます
パーツの寿命、バイクの寿命だけでなく、安全性にも関わるため十分な注意が必要です。
メンテナンスの一環として洗車に取り組みましょう。

バイクの洗車はプロに任せることもできる

ここでは、バイクの洗車場所について解説しました。
基本の洗車場所は、自宅、コイン洗車場、バイク用品店、ガソリンスタンドです。
それぞれの特徴は異なるため、ライフスタイルに合っているところを選びましょう。
洗車は定期的に行うことが大切です。
長期にわたり行わないと、錆などのトラブルが起こりやすくなります。
 
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