バイクの洗車におけるおすすめの頻度は?洗車方法別に紹介
バイクの洗車は、美観を保ち、車体やパーツの寿命を延ばすために欠かせない作業です。
適切な頻度で洗車するのは重要ですが、水あり洗車と水なし洗車では、頻度に違いがあります。
この記事では、各洗車方法の適切な頻度と、洗車を怠ることによる影響について詳しく解説。
また、効果的な洗車手順についてもご紹介しますので、バイクのメンテナンスに役立ててください。
目次
バイク洗車の適切な頻度
バイクの洗車は、水を使用する方法と使用しない方法の2種類あります。
それぞれに適した頻度が異なるため、状況に応じて適切に実施しましょう。
状況①水あり洗車の場合
水あり洗車は、バイク全体をしっかりと清掃するための方法です。
汚れが目立つ場合や長期間使用した後にすべき洗車で、一般的には1.5〜2ヶ月に1回の頻度がおすすめです。
ただし、オフロード走行した後や泥や虫の汚れがひどい場合は、その都度早めに洗車しましょう。
洗車後はしっかりと水分を拭き取り、サビの防止に努めるのが大切です。
状況②水なし洗車の場合
水なし洗車は、バイクを頻繁に使用しない場合や汚れが軽微な場合に適しています。通常のメンテナンスとして、月に1回程度、軽い拭き掃除で十分でしょう。
細かい傷を避けながら、バイクの美観を保つ目的として実施すべきです。
また、急な雨などで汚れがついた場合でも、早めに拭き取ることで汚れの定着を防ぎます。
ワックスや専用クリーナーを併用すると、さらに効果的にバイクを保護できます。
バイクを洗車しないとどうなるのか?
バイクを定期的に洗車しないと、さまざまな問題が発生します。
洗車は見た目をきれいに保つだけでなく、車体やパーツの劣化を防ぐためにも重要なメンテナンス作業なのです。
ここでは、洗車を怠ることによる具体的な影響を3つ紹介します。
【具体的な影響】
- 車体がさびる
- パーツの故障を引き起こす
- 塗装がはがれる
順番に見ていきましょう。
影響①車体がさびる
バイクは車と異なり、金属パーツがむき出しになっているため、汚れや湿気が直接触れやすいです。
特に泥水や砂埃が付着したまま放置すると、金属部分に傷がつきやすくなり、その傷からサビが発生します。
サビは一度発生すると広がりやすく、車体全体の耐久性を著しく低下させる原因に。定期的な洗車で汚れを取り除き、サビの発生を防ぐことが重要だと言えるでしょう。
影響②パーツの故障を引き起こす
洗車を怠ると、砂埃や泥がパーツに付着し続け、長期間放置されることでパーツの摩耗や劣化が進行します。
例えば、リアサスペンションに泥や砂が詰まると、サビが発生しやすくなり、オイル漏れや焼き付きといった深刻な故障の原因になるのです。
さらに、ブレーキパーツやチェーンも汚れによって正常に機能しなくなる場合もあり、事故のリスクも高まるでしょう。
パーツの寿命を延ばし、安全に走行するためにも、定期的な洗車とメンテナンスが不可欠なのです。
影響③塗装がはがれる
バイクの塗装は、外部の衝撃や摩擦に対してある程度の耐久性をもっていますが、洗車を怠ることで徐々に劣化していきます。
特に、泥や虫の汚れが長期間付着したままだと、塗装表面に浸透し、落としにくいシミや傷が発生。
これが進行すると塗装がはがれ、車体の美観が損なわれるだけでなく、さらに深刻なサビの原因にもなります。
定期的な洗車と適切なケアで、塗装の劣化を防ぎ、バイクを長期間きれいな状態に保てるでしょう。
【関連記事】バイクの洗車はどこで行うべき?主な洗車場所とそれぞれの特徴
バイクの洗車手順
バイクの洗車を効果的に実施するには、適切な道具を準備しましょう。
必要なものとして、以下を揃えます。
【適切な道具】
- ホース
- バケツ
- 水
- バイク用シャンプー
- スポンジ
- 柔らかい布
- ワックス/コーティング剤
これらを揃えて、以下の手順に従って洗車を進めましょう。
水あり洗車
水あり洗車の手順は、以下を参考にしてください。
【水あり洗車】
- バイク全体に水をかける
- シャンプーを使用して汚れを落としていく
- ホースと水でシャンプーを落とす
- バイクを乾燥させる
- コーティングで仕上げる
バイクに付着した砂埃や泥を除去するため、まずはホースで全体に水をかけます。
次に、バイク用のシャンプーを使って汚れを落としましょう。
シャンプーでの洗浄が終わったら、再び水をかけてシャンプーをしっかりとすすぎます。
すすぎが終わったら、車体に残った水分を柔らかい布で拭き取ってください。
洗車の最後に、ワックスやコーティング剤を使用すると、バイクの表面にツヤと撥水効果を与え、汚れが付きにくくなります。
【関連記事】バイクの正しい洗車方法|必要な道具と洗車時に注意したいポイント
水なし洗車
水なし洗車の場合、まず乾いたウェスや柔らかいブラシで車体を軽くはたき、砂埃や泥を取り除きます。
この作業を怠ると、拭き取り時に細かい傷が付く原因になるため、丁寧に実施しましょう。
次に、クリーナーを含ませたマイクロファイバータオルでバイク全体を優しく拭き取ります。
タンクやカウル部分は特に慎重に拭き取り、傷がつかないように気を付けてください。
最後に、コーティング剤をマイクロファイバータオルに取り、車体全体に均一に塗布します。
これにより、ツヤが出て撥水効果が高まり、汚れが付きにくくなるでしょう。
水なし洗車と水あり洗車を上手に使い分けよう
いかがでしたでしょうか?バイクの洗車における適切な頻度や方法についておわかりいただけたかと思います。
洗車は美観を保ち、車体やパーツの寿命を延ばすために欠かせないメンテナンス作業。
水あり洗車と水なし洗車、それぞれの手順と適切な頻度を参考にして、バイクを常に良好な状態に保ちましょう。
定期的な洗車を習慣にすることで、愛車を長く楽しめるはずです。
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