バイク洗車コラム

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バイクの洗車・ワックスがけを行う手順とこれらを行う理想的な頻度

「バイクの洗車とワックスがけってどうやって行えばよいの?」「理想的な頻度も教えてほしい」などと考えていませんか。

バイクをきれいに保つ方法がわからず困っている方もいるでしょう。

ここでは、洗車とワックスがけの基本的な手順を解説しています。

さらに、ワックスの種類、洗車とワックスがけを行う頻度の目安なども紹介しています。

以下の情報を参考にすれば、適切なメンテナンスを行えるようになるはずです。

愛車を大切に扱いたい方は参考にしてください。

バイクの洗車とワックスがけを行う手順

洗車の基本的な手順は次のとおりです。

【洗車の手順】

  1. バイクに水をかけて砂や泥などの大きな汚れを落とす
  2. バケツに水と専用シャンプーをそそぐ
  3. 2をスポンジにとってよく泡立てる
  4. 3でバイクのボディを優しく洗う
  5. 水をかけてシャンプーをすすぐ
  6. マイクロファイバークロスなどで水分を拭き取る

ワックスがけは洗車後に行います。基本的な手順は次のとおりです。

【ワックスがけの手順】

  1. ワックスをスポンジにつける
  2. 1でパーツごとにワックスを塗布する
  3. きれいなマイクロファイバークロスなどで拭き上げる

具体的なかけ方は、ワックスにより異なります。取扱説明書などでご確認ください。

参照:アイドゥ「バイクの洗車マニュアル!水あり&水なし、それぞれの方法や注意点を解説」

バイク洗車の際に扱うワックスの種類

ワックスには以下の種類があります。

【種類】

  • 固形ワックス
  • スプレーワックス
  • 液体ワックス
  • クリームワックス

それぞれの特徴は次のとおりです。

種類①固形ワックス

ヤシの木から採取されるカルナバロウという油脂を主原料とするワックスです。
この油脂を植物油などと混ぜて固形ワックスは作られています。
昔から使用されているポピュラーなワックスといえるでしょう。
固形ワックスの長所は、美しい光沢をだしやすいことです。
丁寧に拭き上げると、深みのある艶をだせます。
原則として研磨剤や洗浄成分を含まない点もポイントです。
傷が目立ちやすい濃色でも安心して使用できます。
一方で、傷を消したり汚れを落としたりする効果は基本的に期待できません。
また、固形で伸ばしにくいため、ワックスがけに時間と手間がかかる傾向もあります。
光沢を重視したい方に向いているワックスと考えられます。

種類②スプレーワックス

バイクにスプレーを吹きかけて使用するワックスです。
バイクに吹きかけて洗い流すものとバイクに吹きかけて拭き上げるものがあります。
スプレーワックスの長所は、他のワックスより使い勝手がよいことです。
スプレーを吹きかけて、洗い流したり拭いたりするだけでよいため、誰でも手軽に利用できます
ただし、研磨剤を含んでいる商品は多くありません。
傷を消したいなどの目的がある場合は、原則として下地処理が必要になります。
また、固形ワックスほどの光沢は期待できません。
使い勝手を重視したい方に向いているワックスと考えられます。

種類③液体ワックス

液状になっているワックスです。主な長所は、伸ばしやすいため作業がしやすいことです。

固形ワックスに比べると、塗りムラなどのトラブルは起こりにくいでしょう。
ワックスにシャワー成分を配合している商品が多い点も特徴としてあげられます。
このような液体ワックスであれば、洗車とワックスをまとめて行えます。
ただし、固形ワックスほどの光沢は基本的にだせません。
また、耐久性もやや劣る傾向があります。
スプレーワックスと同じく、利便性が大きな魅力のワックスといえるでしょう。
ワックスがけや洗車の手間を省きたい方におすすめです。

種類④クリームワックス

カルナバロウなどの油脂を含むクリーム状のワックスです。
界面活性剤の働きで汚れを落としますが、研磨剤で汚れを削り落とすものもあります。
主な特徴は、油脂を含んでいるため、固形ワックスには及ばないものの、艶やかな光沢をだせることです。
クリーム状で伸びがよく使いやすい点も見逃せません。
固形ワックスの長所を残しつつ、使いにくさを解消したワックスといえるでしょう。
固形ワックスの使用に不安を感じる方や負担を軽減しつつ艶をだしたい方などに向いています。

バイクにワックスを塗ることで得られる効果

ワックスには、さまざまな効果を期待できます。
代表的な効果としてあげられるのが防汚効果です。
汚れがつきにくくなるため、メンテナンスの手間を省きやすくなります。
光沢がよくなる点もワックスの効果としてあげられます。
ワックスがけを行うことで、美しい状態を保ちやすくなるでしょう。
また、ワックスによっては傷消し効果を期待できるものもあります。
たとえば、研磨剤を含むワックスは、塗装を薄く削って傷を目立ちにくくできます。
ただし、ワックスの耐久性はそれほど高くありません。
効果を持続するため、小まめなワックスがけが必要です。

バイクの洗車とワックスがけを行うおすすめの頻度

一般的に、洗車の頻度は1カ月に1回程度が目安といわれています。
ワックスの効果が1カ月程度で切れるためです。
したがって、この間隔で洗車とワックスがけを行うと、光沢や防汚効果などを保てると考えられます。
ただし、汚れが目立つ場合は、できるだけ早く洗車とワックスがけを行いましょう。
放っておくと、汚れを落としにくくなったりシミができたりするためです。
ただし、頻繁に洗いすぎることも積極的にはおすすめできません。
洗車をすると、擦り傷ができたり、拭き残しで錆びたりする恐れがあるためです。
基本的には、1カ月に1回を目安に、バイクの状態を見ながら洗車とワックスがけの頻度を決定するとよいでしょう。

【関連記事】バイクの洗車におけるおすすめの頻度は?洗車方法別に紹介

バイクにワックスを塗る以外のメンテナンス方法

ワックスのデメリットは持続期間が短いことです。
前述の通り、効果は1カ月程度しか持続しません。
メンテナンスの手間を抑えたい方には、コーティングがおすすめです。
コーティングには次の種類があります。

【種類】

  • ガラスコーティング
  • ガラス系コーティング
  • ポリマーコーティング
  • セラミックコーティング

たとえば、ガラスコーティングの持続期間は1~3年程度です。
バイクの表面にガラス質の皮膜を形成するため、汚れが付着しにくくなる、塗装が傷つきにくくなる、美しい光沢がでるなどの特徴も備えます。
メンテナンスの手間を省きつつ、バイクを美しく保ちたい方におすすめです。

【関連記事】バイクをきれいに保つワックスとコーティングの違いを解説

洗車とワックスがけでバイクをきれいな状態に

ここでは、バイクの洗車とワックスがけについて解説しました。
基本的には、洗車をしてからワックスがけを行います。
ワックスには、光沢をだしたり、汚れをつきにくくしたりする効果があります。
ワックスの種類により特徴は異なるため、目的に合っているものを選ぶことが大切です。
ただし、ワックスの効果は1カ月程度しか持続しません。
メンテナンスの手間を抑えたい方にはコーティングをおすすめします。
 
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