バイク洗車コラム

公開日  更新日

バイクの修理はどこに頼めばよい?時間と費用についても解説

バイクの故障は誰にとっても不安なものです。特に初めて故障に遭遇した時は、どこに修理を依頼すればよいのか、費用はどのくらいかかるのか、修理にはどのくらいの時間がかかるのか、さまざまな疑問が浮かびます。

この記事では、バイクの修理先の選び方から、修理にかかる時間や費用の目安まで、バイク修理に関する基本的な情報をご紹介します。

バイクはどこで修理できる?

バイクの修理先は大きく分けて4つあります。それぞれの特徴を理解し、故障の内容や状況に応じて適切な修理先を選ぶことが重要です。

バイクショップと整備工場は本格的な修理に対応できる一方、ガソリンスタンドやサイクリングショップは簡易的な修理や点検が中心となります。

バイクショップ

バイクショップには正規ディーラーと、複数メーカーを取り扱う2種類があります。正規ディーラーは純正部品の在庫が豊富で、高品質な修理が期待できます。一方、複数メーカーを取り扱うショップは、汎用部品を使用することで費用を抑えられる利点があります。
経験豊富な整備士が在籍しているため、故障の原因特定から修理まで、ワンストップで対応が可能です。購入店であれば、バイクの履歴も把握しているため、より適切な修理を提案してもらえます。

整備工場

整備工場は、国家資格を持つ整備士による高度な技術力が強みです。エンジンやサスペンションなど、専門的な修理が必要な場合に特に力を発揮します。
日々の修理実績が豊富なため、丁寧な点検と確実な修理が期待できます。ただし、純正部品の在庫は限られており、取り寄せが必要になる場合があります。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドでは、主に原付バイクの簡単な修理に対応しています。オイル交換やタイヤの空気圧チェック、バッテリー交換など、基本的なメンテナンスが中心です。
ツーリング中のトラブルなど、急な故障時の応急処置として便利です。ただし、複雑な修理や専門的な判断が必要な場合は、バイクショップや整備工場への持ち込みが推奨されます。

サイクリングショップ

サイクリングショップも原付バイクの簡単な修理に対応していることがあります。タイヤ交換やブレーキパッドの交換など、自転車と共通する部分の修理が可能です。
ただし、バイク専用の設備や工具が限られているため、対応できる修理の範囲は限定的です。本格的な修理が必要な場合は、専門店への依頼が必要となります。

バイク修理にかかる時間

バイク修理の所要時間は、故障の内容や部品の在庫状況によって大きく異なります。軽微な修理であれば当日対応も可能ですが、部品の取り寄せが必要な場合は数週間かかることもあります。ここでは、修理内容ごとの一般的な所要時間の目安をご紹介します。

修理内容部品が手元にある場合部品の取り寄せが必要な場合
オイル交換30分~1時間
タイヤ交換1~2時間2~3日
ブレーキパッド交換1~2時間2~3日
チェーン交換1~2時間2~3日
エンジン関連2~3日1~2週間
車体の修理3~4日2~3週間
電装系統1~2日1~2週間


簡単な消耗品の交換であれば、部品が手元にある場合は当日中に完了することが可能です。しかし、エンジンや車体の修理など、複雑な作業が必要な場合は、部品が手元にあっても数日を要することがあります。
また、部品の取り寄せが必要な場合は、純正部品の在庫状況や製造状況によって、さらに時間がかかる可能性があります。特に海外メーカーのバイクや年式の古いモデルは、部品の入手に時間を要することが多いため、余裕を持った修理計画が必要です。

バイク修理に時間がかかるケース

バイク修理において、いくつかの要因で修理期間が長引くことがあります。特に以下のようなケースでは、通常より多くの時間を要する可能性が高くなります。
年式の古いバイクの場合、部品の製造が既に終了していることがあり、在庫品を探すために時間がかかることがあります。中古部品を使用する場合でも、状態の良い部品を見つけるまでに時間を要することも。
海外メーカーのバイクは、部品の取り寄せに時間がかかるのが一般的です。国内に在庫がない場合、海外から輸入する必要があり、通常の修理期間より長くなることが多くなります。
大型バイクは、部品が大きく作業工程も複雑なため、修理に時間がかかります。また、専門的な技術や設備が必要となるため、修理できる工場も限られてきます。
カスタムパーツを使用している場合も、部品の調達に時間がかかる要因となります。純正部品と異なり、在庫が限られているためです。
電装系統のトラブルは、原因の特定に時間がかかることがあります。複数の箇所を確認する必要があり、修理も慎重に進める必要があるためです。

バイク修理にかかる費用の目安

バイク修理の費用は、修理の内容や部品の種類によって大きく異なります。一般的な修理や消耗品の交換にかかる費用の目安をご紹介します。ここでは工賃と部品代を合わせた総額の参考価格を示しています。
オイル交換は最も一般的な整備の一つで、2,000円~5,000円程度が相場です。使用するオイルのグレードによって価格が変動します。
タイヤ交換は前後で5,000円~15,000円程度です。タイヤの種類やサイズによって費用が異なり、高性能タイヤを選択すると20,000円を超えることもあります。
ブレーキパッドの交換は3,000円~8,000円が目安です。前輪・後輪それぞれの交換が必要な場合は、その分費用が加算されます。
チェーン交換は5,000円~10,000円程度です。スプロケットの同時交換が推奨される場合は、追加で10,000円前後の費用が必要になることがあります。
エンジン関連の修理は、内容によって大きく費用が変動します。簡単な調整で済む場合は数千円程度ですが、オーバーホールなどの大がかりな修理の場合は10万円以上かかることもあります。

修理にコストがかかりやすいバイク

バイクの修理費用は車種によって大きく異なります。以下の表は、修理コストが高くなりやすいバイクの特徴とその理由をまとめたものです。修理の依頼前に、ご自身のバイクがどのような特徴を持っているか確認しておくと、予算の目安を立てやすくなります。

特徴理由コストが高くなる修理の例
年式の古いバイク部品の製造が終了しており、在庫品や中古部品を探す必要があるエンジン関連部品の交換、電装系統の修理
海外メーカーのバイク部品の取り寄せに時間がかかり、純正部品の価格も高額車体パーツの交換、電子制御系統の修理
大排気量車部品が大きく高価で、作業工程も複雑になりやすいエンジン修理、ブレーキ系統の交換
特殊塗装が施されたバイク塗装の再現が難しく、専門的な技術が必要外装の修理、傷の補修
カスタムパーツ使用車部品の在庫が少なく、取り寄せに時間がかかるカスタムパーツの交換、適合確認が必要な修理

このような特徴を持つバイクの場合、一般的な修理費用の1.5~2倍程度のコストを見込んでおく必要があります。また、修理期間も通常より長くなる傾向にあるため、代替手段の確保も検討しておくと安心です。

バイクの修理費用を抑える方法

バイクの修理費用を抑えるためには、予防的なアプローチが重要です。定期的なメンテナンスの実施とバイク保険への加入により、大きな修理費用の発生を防ぐことができます。

定期的にメンテナンスする

日常点検とこまめなメンテナンスで、故障を未然に防ぐことができます。オイル交換は約3,000km走行ごとに実施し、チェーンの清掃と注油は1,000kmごとが目安です。タイヤの空気圧チェックも定期的に行いましょう。
慣れてくれば、ブレーキパッドの交換やワイヤー類の調整など、簡単な作業は自分で行えるようになります。整備士に依頼する際も、日頃のメンテナンス状況を伝えることで、より的確な修理が可能になります。

バイク保険に加入する

万が一の事故や故障に備えて、バイク保険への加入がおすすめです。修理費用や買い替え費用を補償する保険もあり、予期せぬ出費を抑えることができます。
車両保険は盗難や自然災害による損害も補償対象となります。ただし、保険を利用すると翌年の保険料が上がる可能性があるため、修理費用と保険料の兼ね合いを考慮して判断することが重要です。

バイク修理・メンテナンスのコツ

バイクの修理先は、バイクショップ、整備工場、ガソリンスタンド、サイクリングショップの4つがあります。専門的な修理はバイクショップや整備工場に依頼し、簡易的な修理や点検はガソリンスタンドやサイクリングショップを活用するのがよいでしょう。
修理費用や時間を抑えるためには予防的なアプローチが重要です。オイル交換は3,000km走行ごと、チェーンの清掃は1,000kmごとなど、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
さらに、バイク保険への加入も万が一の高額修理や事故に備える有効な手段です。専門店によるメンテナンスと保険の組み合わせで、愛車を長く安全に楽しむことができます。

メンテナンスに不安を感じる方は、「東京都大田区のバイク洗車ならBB商会バイク洗車センター」の利用がおすすめです。

安全で快適なバイクライフのために、自分でできるメンテナンスは積極的に行い、専門的な整備は信頼できる業者に依頼することで、より充実したライディングを楽しむことができます。

来店を予約する

さくっと電話予約

[年中無休] 9:00~24:00 予約受付中

電話またはメールフォームより、お問い合わせを受け付けております。